「室内の温度調節」編
エアコン
室外機のまわりに物を置かない
- 室外機は風通しの良い場所に設置し、周囲は整理整頓しましょう。
室外機の吹出口にものを置くと、冷暖房の効果が下がります。
エアコン起動時の工夫
暖房時
- ドアや窓の開閉は少なくしましょう。
- 厚手で床まで届くサイズのカーテンを使いましょう。
- サーキュレーターを使って暖まった空気を循環させましょう。
(※ 適宜、換気をしましょう)
冷房時
- ドアや窓の開閉は少なくしましょう。
- レースのカーテンやすだれを使い日差しをカットしましょう。
- 外出する時は昼間でもカーテンを閉めておきましょう。
- 扇風機を併用し、風が体にあたるようにしましょう。
省エネ効果
設定温度は控えめに。
- 暖房使用期間で電気53.08kWhの省エネ
-
約1,650円の節約
CO2約28.9kgの削減
- 外気温度6℃の時、エアコン(2.2kW)の暖房設定温度を21℃から20℃にした場合(使用時間:9時間/日)
- 冷房使用期間で電気30.24kWhの省エネ
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約940円の節約
CO2約16.5kgの削減
- 外気温度31℃の時、エアコン(2.2kW)の冷房設定温度を27℃から28℃にした場合(使用時間:9時間/日)
必要なときだけつける。
- 暖房使用期間で電気40.73kWhの省エネ
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約1,260円の節約
CO2約22.2kgの削減
- 暖房を1日1時間短縮した場合(設定温度:20℃)
- 冷房使用期間で電気18.78kWhの省エネ
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約580円の節約
CO2約10.2kgの削減
- 冷房を1日1時間短縮した場合(設定温度:28℃)
外出時間や住宅の構造などの使用条件によっては、つけっぱなしのほうが少ない消費電力量で済む場合もあります。(室内外の温度差が大きいとき等)
- 出典:シャープ UPLIFE「エアコンの上手な使い方を知って、しっかり節電しながらも快適に過ごしましょう!」
フィルターを月に1回か2回清掃。
「効率が落ちたかな?」と感じたら、まずフィルターの目詰まりをチェックしましょう。
フィルターをはずして掃除機やブラシを使ってホコリを吸い取ります。汚れがひどい場合は洗剤やぬるま湯で洗いますが、機種によっては水洗い不可のフィルターもあり、洗剤も指定されている場合があるので、取扱説明書を読んでからお手入れしてください。
- 暖房使用期間で電気31.95kWhの省エネ
-
約990円の節約
CO2約17.4kgの削減
- フィルターが目詰まりしているエアコン(2.2kW)とフィルターを清掃した場合の比較
電気カーペット
断熱マットで効率アップ
- 電気カーペットを断熱マットの上に敷けば、熱を床に逃がさないので、暖房効率が上がります。
人のいないスペースは暖めない
- 電気カーペットの中に暖めたい部分を指定できる製品もあります。人のいないスペースはスイッチオフにしておきましょう。
省エネ効果
広さに合った大きさを。
- 電気カーペット使用期間で電気89.91kWhの省エネ
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約2,790円の節約
CO2約49.0kgの削減
- 室温20℃の時、設定温度が「中」の状態で1日5時間使用した場合、3畳用カーペットと2畳用のカーペットとの比較
設定温度は低めに。
- 電気カーペット使用期間で電気185.97kWhの省エネ
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約5,770円の節約
CO2約101.4kgの削減
- 3畳用で、設定温度を「強」から「中」にした場合(1日5時間使用)
電気こたつ
腰から上の冷えには他の暖房器具を併用
- こたつはおもに腰から下を暖める暖房なので上半身が寒くなりがちです。まずは一枚多めに着込むこと、それでも寒ければストーブやエアコンを併用しましょう。併用する場合は控えめな温度設定をしましょう。
省エネ効果
こたつ布団に、上掛けと敷布団をあわせて使う。
- こたつ使用期間で電気32.48kWhの省エネ
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約1,010円の節約
CO2約17.7kgの削減
- こたつ布団だけの場合と、こたつ布団に上掛けと敷布団を併用した場合の比較(1日5時間使用)
設定温度は低めに。
- こたつ使用期間で電気48.95kWhの省エネ
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約1,520円の節約
CO2約26.7kgの削減
- 1日5時間使用で、温度調節を「強」から「中」に下げた場合。
床暖房
室温を低めに設定
- 床暖房は足元から体を温めるので、室温を低く設定しても快適に過ごすことができます。室温は低めに設定しましょう。
就寝や外出の30分前にはスイッチオフ
- 床暖房は運転をストップしてもしばらくは暖かさが持続します。就寝や外出の約30分前にスイッチを切るようにしましょう。
カーペットを使わない
- 床暖房の上には、カーペットやラグマットなどを使わない方が効果的です。床暖房のある部屋にベッドを置く場合は、ベッドの下にものを置かないようにしましょう。
- お使いの電気製品の性能・特性によっては省エネ方法が異なります。製品カタログ等でご確認ください。
- 「省エネ性能カタログ2021年版」(資源エネルギー庁)及び「家庭の省エネ大事典2012年版」(一般財団法人省エネルギーセンター)を元に以下の算出根拠に基づき作成。
電気料金31円/kWh(令和4年7月 公益社団法人全国家庭電気製品公正取引評議会 新電力料金目安単価(税込))
CO2排出係数 0.545Kg-CO2/kWh(2022年度の当社実績値、固定価格買取制度等に係る調整やCO2排出クレジットを反映した数値)