省エネコラム vol.13
住まいの省エネ
生活にあった機能で選ぶ
「子どもが進学して家を離れる」「夫が単身赴任する」・・・春は家族の生活が大きく変化する季節です。ひとり暮らし用家電製品のパンフレットを集めて迷っておられる方もあるのではないでしょうか。
でも、同じひとり暮らしでもライフスタイルはさまざま。「自炊に挑戦!」と張り切っている息子さんには、小型でもチルドやパーシャル機能付きの冷蔵庫を揃えてあげたいし、「健康が心配だから、週末に1週間分の料理を作り、持ち帰ってもらう」という単身赴任生活のお父さんには、大きめの冷凍庫があると安心です。
「ひとり暮らしだから小さいもの」と決め付けず、家電製品は、生活に合わせ、機能で選びましょう。

大型でも省エネ
省エネ性能も、大切な機能のひとつです。
実は、家電製品は省エネ性能が年々向上しています。とりわけ冷蔵庫は24時間365日休みなく働き続けるものですから省エネ性能は無視できません。最近は、インバータ制御や真空断熱材を使用した製品が出回って、「容量が大きくても年間消費電力量は小さい」という場合も少なくないのです。
また、液晶テレビも省エネ機能向上の優等生。省エネモードや待機電力カットなどによって、2007年からの9年間で年間消費電力量が約65%も低下しています※。
ひとり暮らしの部屋に合ったサイズを選ぶことは第一ですが、同時に、省エネ性能や、生活に応じた機能を忘れずにチェックすることをおすすめします。
2007年の32型液晶テレビと2015年の32V型液晶テレビの比較

資料:「省エネ性能比較カタログ」経済産業省資源エネルギー庁、「スマートライフおすすめBOOK 2016年度版」スマートジャパン推進フォーラム