設計コンセプト
日々の暮らしにおいて、利便性の良いエリアに計画された米子市「立町の家」。
東西に細長く、南北のスペースに余裕のない変形地、また防犯面をも考慮し導き出したコート型ハウス。
その、この家一番の特徴とも言える中庭は、玄関ホール、渡り廊下、リビングルームに囲まれるよう配されており、暖かな日差しや涼やかな風等、豊かな自然をもたらせてくれるだけでなく、外出の際や帰宅時に、いつもホッとさせてくれる、そんな多目的な場所である。
リビングルームへの扉を開ければ、そこは24帖のLDK。
1階の寝室他、2階の2つの子供室、客間を兼ねた書斎等、全ての部屋がゆるやかに繋がっており、冬の寒さに厳しい山陰地方にありながらも、1台の蓄熱式電気暖房器が全ての部屋を温めてくれる。
1階にどうしても欲しかった寝室とクローゼット。
これにより、1階部分のみで全ての生活が完結する、老後においても安心な家となった。