設計コンセプト
瀬戸内海に浮かぶ山口県東部の島で、南に海を一望できる建物です。恵まれた環境を生かすため、年間の光・風の動きを考慮して快適に生活できるように計画しました。
建物の中央にはライトコートが有り、天空より建物全体に光を取り入れています。夏は、海からの涼風を中央のライトコートに吹き上げる事で流れを作り、冬は、南面開口より光を建物中央まで入れる事で光熱費を削減しました。
リビングに入ると南一面の窓から大画面の景色が、いろいろな表情を見せてくれます。キッチン・リビングに面したライトコートではバーベキューを、2階テラスではゆったりとした時間を楽しむことができます。庭に雨水貯留槽を埋設し、樋からの雨水を全て集水し、散水・洗浄水に利用しています。
南に面した屋上は30度の傾斜を付けており、太陽光パネルを設置する予定です。