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小城清ニ郎
株式会社 小城六右衛門商店
作品名 / 「N邸―昭和中期の住まい」
●
設計/小城六右衛門商店一級建築士事務所
●
施工/株式会社 小城六右衛門商店
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竣工日/平成17年11月30日
■建物概要
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建設地/広島県廿日市市大野
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敷地面積/396.72m
2
●
建築面積/92.26m
2
●
延床面積/ 110.06m
2
●
構造・規模/木造軸組工法2階建
■設備面の特記
●厨房機器
・システムキッチン/松下電工 C'made Sタイプ
・IHクッキングヒーター/松下電器産業 QGS34EB1S
●給湯機器
・電気温水器/三菱電機 SRT-3767FUD-BL
■設計コンセプト
−どこか懐かしい昭和中期の雰囲気を漂わせる住まい−
幼い頃過ごした真壁造りの木造の住宅で再び生活したいという施主の想いと私達の住宅創りに対する基本的姿勢を元にプランニングを開始した。<私達の姿勢>
1.その土地の気候風土に根ざしたプラン・材料の選択
2.個性的な「木」の内部空間の創出
3.自然の素材が持つ室内環境の調整機能を生かすこと
4.木造軸組みの構造的合理性とそれに対する間取りの整合性を図る
5.将来に渡る維持管理のし易さの確保
6.端正な外観とすること
玄関から広縁、和室−「和的空間」は塗装された柱や造作材、建具が「時」を感じさせ、LDK、書斎、2階部分にかけては箱階段や吹き抜けの採用により、上下の広がり・動きと共に文字通り風が吹き抜けてゆく個性的な空間としている。外部は、和瓦と漆喰風モルタル+杉板押縁下見板貼とし、木部の塗装材は施主も塗れる材料を選択し、維持管理の要領体得だけでなく、住まい造りへの参加も意図した。張り出した玄関は、中庭的領域を創り出すためのもので、将来庭が整備された時が真の意味でこの住まいの完成といえるだろう。
■寸評
建築主の意図の明快さと、その意図に親切に既成の概念を超えて対応した成果を評価しました。暮らしの陣地のような家を自然や社会に迷惑のかからないように自分の思うように作って、そこで自分らしい暮らしをするのが住宅作りの基本です。
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