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濱田 昌範
濱田昌範建築設計事務所
作品名 / 「津之郷の家」
●
設計/濱田昌範建築設計事務所
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施工/井上建設株式会社
●
竣工日/平成17年10月22日
■建物概要
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建設地/広島県福山市津之郷町
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敷地面積/364.30m
2
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建築面積/129.14m
2
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延床面積/222.46m
2
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構造・規模/木造2階建
■設備面の特記
●厨房機器
・IHクッキングヒーター/三菱電機 CS-G3204BDSW
●給湯機器
・エコキュート/三菱電機 SRT-HP463WF形
●冷暖房機器
・インバーターエアコン/三洋電機 SAH-505SV2 他
■その他設備面の特記
・太陽光発電/三洋電機 3.8kW
・電化住宅設備リース制度「あっと!電化パック」利用
■設計コンセプト
この建物は、市街地郊外の造成地に建つ二世帯住宅です。
設計の主題は、二世帯住宅として、世代差のある家族が共に住まうことの意味を見いだし、それぞれの生活習慣の違いを、うまく共有しながら楽しく暮らせる空間を設えることにあると考えました。
個室以外は全て両世代が共有することを基本としながらも、個室空間においてはそれぞれのプライバシーを確保し、動線計画においても、なるべく互いの生活を干渉せず気兼ねなく生活できるよう、幾通りもの動線を用意し、回遊性のあるものにしました。また、親世帯に対して優しい設計を心掛け、アプローチから室内に至る全てをバリアフリーとし、廊下幅を広げ、設備機器の選定にも気を配りました。
建物の性能としての各室の明るさや通風の良さにも十分注意を払い、全体としてのエネルギー消費を考慮し、エコキュートや太陽光発電を採用しています。世代差のある家族が共に暮らすことによって、様々な生活上の問題が解決されるケースが多く、生き方が多様化する現代だからこそ、核家族以上にしなやかに住まうことのできる二世帯住宅へのひとつの提案ができたのではと思っております。
■寸評
多世帯住居の世代分離が明快な住宅です。立体的な工夫によって世代分離が閉鎖的でなくできています。中央の和室を積極的に活用しようという意欲も新しい暮らしの場面として評価できます。
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