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山崎 和弥
山崎計画設計工房
作品名/「K−ハウス」
●
設計/山崎計画設計工房
●
施工/有限会社 島津組
●
竣工日/平成15年4月30日
■建物概要
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建設地/鳥取県境港市湊町
●
敷地面積/229.36m
2
●
建築面積/103.97m
2
●
延床面積/122.07m
2
(カーポート含まず)
●
構造・規模/木造一部RC造2階建
■設備面の特記
●厨房機器
・システムキッチン/トーヨーキッチン ベイ
・IHクッキングヒーター/松下電器 CHM-P2K
・食器洗い乾燥機/ミーレ G681PSCi
●給湯機器
・電器温水器/三菱電機 SRT-3767DF-BL
・電器温水器(即湯ブースター)/松下電器 DH-CB3
●冷暖房機器
・ヒートポンプエアコン/ダイキン マルチ2M68CV、C50CVV、C28CTV
・床暖房(水蓄熱電気式)/イゼナ アクアレイヤーヒーティングシステム
・電気ヒーター(脱衣室内)/ピーエス工業 EX118-50
■設計コンセプト
市中心部に位置し、住宅や病院その他の非居住施設に囲まれた、心理的に閉鎖感を感じる敷地に建つ住宅である。その周辺環境に対してのバッファゾーンとして、北西・北側に配置したRC造の空間には、浴室などの水回りを設けて同時に建物の耐久性の向上も計っています。南東部分は、北側の閉じたRC壁式構造部分と対比させ、真壁として柱・梁の架構で構成した透明感のある木構造空間としています。片流れの屋根・天井は、南北方向の通風をうながし、木造とRC造部分との接続空間となっている廊下・階段は、東西方向の風の通り道となっています。広間・台所、和室は一体となり、南庭のデッキから、廊下、階段、2階納戸、ルーフテラスと緩やかに繋がって、視線が拡がる南東上方の連続した高窓(ランマ)により、光や風があふれる心地良い空間となっています。構造材・造作材などの木材は、可能な限り地域産材を使用し、内装は、調湿効果のある自然素材を原料とする塗壁や、杉板や和紙クロス等で仕上ています。太陽熱のコントロールのため、軒の出等は十分な検討を行い、広間の水蓄熱式の床暖房は、冬季には太陽熱のダイレクトゲインを床面で得る事が可能です。
■寸評
家の中央部にとられた大広間は南面いっぱいに開口部がとられ、その先にはウッドデッキへとつながっております。明るく暖かく、広々としたところでは、食事が進み、楽しい団欒が目に見えるようです。台所の採光不足も補ってくれるでしょう。
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