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北村 彰朗
北村彰朗建築設計
作品名/Ks bidg. 北村邸
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設計/北村彰朗建築設計
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施工/株式会社 池芳工務店
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竣工日/平成11年6月10日
■設計コンセプト
敷地は、広島市のほぼ中心に位置し、北側に8m道路、三方を隣地に囲まれた、30坪程の細長い形状で、ちょうど50年程前に建てられた17坪程の木造平家住宅の建替えである。私は、ここで生まれ、幼稚園に入る前に引っ越しているが、当時中庭に小さな池が有り、ヌレ縁で南北の部屋がつながっていて、何度かその池に落ちて、叱られた記憶がある。空家になった10年前、事務所にリフォームし仕事場として利用していて、この中庭の存在が、町中にいながら、そこから入ってくる、光や風が、気持ちよく、ずいぶん心を、和ませてくれるものであった。しかしながら、老朽化も著しく、建替えを余儀無くされ、仕事場と住宅を作る事となった。都心に居て、解放感がありながら包み込まれた様な安心感と、明るい住まいにする為、以前の中庭的役割りを、5階の中央部分をオープンテラスにする事で解決を試みた。このテラスに面 して子供部屋と、居間の吹抜けをつなげ、テラスに面したハイサイドサッシから居間への採光を得ている。また、テラスのテーブルを兼ねたトップライトから下階の洗面 室へ光が降り注ぐようにした。吹抜けのある居間と、北側の寝室には、深夜電力による電気温水器を、熱源とする温水循環式床暖房(蓄熱パック併用)を設けている。また、居間の吹抜け上壁南側面 に開けた200φ奥行き150の、調光用ボイドは、夏季に間接光、冬季には直接光を、床面 に落としてくれる。太陽高度の低い時期には、浴室の床面まで丸い光が差し込んでいる。
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