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田中 隆
(株)アイメックス
作品名/ (株)アイメックス寮「ビラ・フェニックス」
●
設計/(有)バウハウス建築研究所
●
日立造船不動産(株)広島支店
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竣工日/1998年3月20日
■建物概要
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建設地/広島県因島市三庄町田尾
●
敷地面積/1406m
2
●
建築面積/415m
2
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延床面積/826m
2
●
構造・規模/ハイパーウッド構法 2階建
■設備面の特記
●厨房機器
・流し台/サンウェーブI型165
●給湯機器
・電気温水器 日立BE-1560SKM
●冷暖房機器
・ヒーポン冷暖房/ダイキンS287TPXV他
■設計コンセプト
<環境との共生を目指したエコハウス>環境リサイクル村モデル地区、モデル人間の形成に向けて、環境装置システムのメーカーとして、当社の考え方を形に表すため、以下の点に留意し計画した。 1.環境汚染対策:環境汚染、大気汚染を考慮し、生活雑排水については合併処理浄化槽を設置し、BOD濃度10PPM程度まで浄化し、さらにその水を出来るだけ外に排水しないように工夫した。また、オール電化を計りクリーンエネルギーのみ使用することとした。さらに、生活することにより生ずる「生ゴミ」の優資源化(肥料化)を計り、その他のゴミについても当社でリサイクル装置やシステムの開発研究を行う。 2.省資源対策:因島においては水は高価なものであり、自給できないものである。そこで前項の浄化槽からの排水を以下の点に利用した。 (1)浄化された水をトイレの浄化水として繰り返し再利用する。 (2)その再利用水を(株)グリーンテックのバイオ技術を導入し、リバイオ液肥として利用する。→菜園へ散布し利用 更に、雨水をタンクに貯蔵し再利用することにより節水を計る。→庭園散布や車への洗浄 3.創エネルギー対策:無限の太陽光を利用(太陽光発電装置を屋根に設置)し、発電された電気を寮内の共用部(廊下、ミーティングルーム、浄化槽等)へ使用し余剰電力は売電する。
■寸 評
因島という特殊な立地条件と自社の事業領域を背景に、生活排水や雨水を活用する「省資源対策」、電化や生ゴミの肥料化による「環境汚染対策」、太陽光発電装置を利用した「創エネルギー対策」など、これからの集合住宅に求められるテーマを積極的に取り込んだ意欲的作品である。
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