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永見 龍一
永見龍一建築計画事務所
作品名 / shift
●
設計/永見龍一建築計画事務所
●
施工/日立建設株式会社
●
竣工日/平成18年4月21日
■建物概要
●
建設地/山口県宇部市
●
敷地面積/183.62m
2
●
建築面積/107.88m
2
●
延床面積/154.38m
2
●
構造・規模/鉄骨造地上2階
■設備面の特記
●厨房機器
・IHクッキングヒーター/東芝 BHP-M47AS
●給湯機器
・電気温水器/日立 BE-F46BWU
●冷暖房機器
・ルームエアコン(天井カセット)/ダイキン S50FGV、S28FCV
・温水式床暖房/ミサト 春く〜るエコ
■その他設備面の特記
・浴室暖房乾燥機
■設計コンセプト
車と犬が好きな若い夫婦が住むこの住宅は、分譲地内の三叉路に北と西面が接する敷地に建つ。
車庫の上を、風を通す小さな開口部が多数空いた壁で囲まれたデッキテラスとし2階の住居スペースを道路側にずらす。2階の外部スペースを隣地側にすることで、内部が2つの異なる質の外部に挟まれる。デッキ側は全て軒下の開口部として内外の親密度を強め、道路側は平行四辺形を折り曲げた形状でコーナーを切り取り、拡がりを得ながら内外のスケール感、開放度に微妙なずらしを与えている。
階構成は、単純であるが、2階では内外における床レベルの差や吊られた本棚などにより、異なるレベルの視界が楽しさを演出している。LDK・デスクスペース・洗面室は床暖房として冬期にも一つながりの空間のレベル差を楽しめる。
2階の開口部は、開け放って内部に風を通すことが出来、それがセキュリティーの上で障害にならない構成としている。また周辺から適度にデッキまで見透せることは、それぞれが仕事を持つ夫婦が近隣との関係を築き、損なわないことにも有効であろうと考えた。自然・景観等の環境の他に、人間関係の環境にも配慮した計画をすることが快適性・安全性につながると思う。
■寸評
スキップフロアによってテラスやデスクスペースを展開しつつ、パブリック/プライベートを緩やかに繋いでおり、内外、内部での移動が楽しみになる住宅です。人間関係も環境の一要素だという作家のコンセプトが全面に行き届いています。
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