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小林 裕昌
株式会社小林工業一級建築士事務所
作品名 / 「「温故知新」築63年目のリフォーム」
●
設計/株式会社小林工業一級建築士事務所
●
施工/株式会社小林工業
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竣工日/平成18年7月1日
■建物概要
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建設地/岡山県美作市楢原中
●
敷地面積/500.00m
2
●
建築面積/151.00m
2
●
延床面積/166.00m
2
●
構造・規模/木造
■設備面の特記
●厨房機器
・IHクッキングヒーター
・ピットI型2700/サンウェーブ
●給湯機器
・電気温水器
■設計コンセプト
昭和18年第二次世界大戦中に新築された住宅を63年の時を経て現在の生活様式に合わせたリフォームです。
リフォーム前は、昔ながらの続き間の北側にトイレ・風呂などが有り、陽光の入らず暗くて通風のない居間・台所・食堂で家族の集う空間がありませんでした。家族は離れを寝室とした暮らしで、下履きで外部空気の吊屋を通って母屋に通う不便な生活でした。
リフォーム後は離れ南側の老人室、離れ二階の階段からフラットなローカで母屋につなげ、北側で採光の邪魔をしていた浴室・トイレを母屋と離れの中間に配置して、どこからも使いやすい位置でバリアフリー化しました。これに伴い家相も改善されました。
北側に面したダイニングの天井にトップライトを設け中央部分に自然な陽光を取り入れ明るいLDKとなるばかりか二階小屋裏収納を改修した子供部屋まで明るく、通風まで確保しました。戦前の室内建具もリフォームして使い、内壁は漆喰、珪藻土、床は無垢材を使いナチュラルな古民家調となりました。
断熱改修して冬暖かく夏涼しい住宅とするばかりか、構造部分は基礎から柱、梁に至るまで交換、補強して地震対策まで行い安心・安全・快適な空間を実現しました。
■寸評
骨格がしっかりしている古民家は新しい生活様式に合わせて作り直し出来ることです。骨太の梁や柱はこれまで慣れ親しんだぬくもりとなって家族に安心感を与えております。
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