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西村 彰和
有限会社 永設計事務所
作品名 / 「ギャラリーのある家」
●
設計/有限会社 永設計事務所
●
施工/宇部工業株式会社
●
竣工日/平成17年10月28日
■建物概要
●
建設地/山口県宇部市中央町
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敷地面積/129.83m
2
●
建築面積/94.80m
2
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延床面積/155.60m
2
●
構造・規模/RC(壁式)造+S造 2階建
■設備面の特記
●厨房機器
・システムキッチン/サンウェーブ Pitto
・IHクッキングヒーター/松下電器産業 CHMTS32A
●給湯機器
・エコキュート/三菱電機 SRT-HP373WF
●冷暖房機器
・エアコン/三菱電機 MTZ-40GS
・電気式床暖房/ダイケン あたたか12VWJ
・浴室暖房乾燥機/TOTO TYK-410U
・温風便器/TOTO CES9582
■その他設備面の特記
・シーリングファン ・ホームエレベーター
■設計コンセプト
夫婦2人暮らしの住宅で、街づくりの制約と施主からの要望を出来るだけ実現できる様にと考え、設計した。
・町全体の外観と、施主の趣味である、生け花や民芸家具をギャラリーとして観せる為に、内装とのバランスや、来客の際に、住まいとしての雰囲気を感じさせない様にして欲しいとの要望もあり、2階を生活空間、1階をゲストスペース及びギャラリーとした。
・屋根勾配の制約や、商業地域という事もあり、東・西面及び北面からの採光は期待できず、又、商店街に面した南側は、行来する車の騒音や人々の視線からのプライバシー確保から開口部を設ける事が困難であった。その為に、外壁側に防風用穴あき折板を張る事で中庭形式を採用し、これにより、開口部を中庭側に設ける事で、十分な採光を確保すると共に、日中でも窓を開放出来る様にした。
○電化採用とした要因○
・吹抜となるリビングの暖房効率を良くする為に、外断熱工法とし、輻射熱による床暖房を採用した。
・高齢化に向けての安全対策として、IHヒーターや、各室間の温度差の緩和として、温風吹出し便器や、浴室暖房乾燥機の設置をした。
これ等を考慮し、安全や、ランニングコストの軽減、さらに、温暖化対策に少しでも貢献できればと、エコキュートを利用したオール電化住宅とした。
■寸評
立地条件に制約の多い中で、町を意識しながら工夫を凝らして問題解決に努めた労作です。
コートハウス的な手法を多様に立体化した発想はまちなみ住宅に普遍的に取り入れ可能な工夫だと思います。
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