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難波 香
株式会社猪子建築事務所
作品名/ 倉敷 I・U邸
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設計/株式会社 猪子建築事務所
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施工/株式会社 サン山口
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竣工日/平成12年10月10日
■設計コンセプト
族構成はお年寄り3人と同居の40歳代夫婦(子供2人)である。
現状は右図のように土間に囲まれた中に水廻りが有り、床は段差が多い旧家で、その問題点を解消すべく設計を依頼された。家事はおばあちゃんがされる事が多く、安全性・手入れの簡便さからIHクッキングヒーターを採用し、温水器は一度に親戚(多い時は10人)が集まる事を考慮し昼夜切替式とした。又将来の車イス使用の可能性も考え可能な限りドアーは引き戸、トイレ・洗面はゆとりある空間とした。12m一本材の陸梁は天井高の関係と名残りをとどめる意味から一部あらわしとした。床下地は既設土間コン上に置き床(体育館仕様H600〜400)コンパネとした。これはレベル調整が簡単なこと・耐久性の面・床下空間が大きく通風が良い等から採用した。設備面では玄関からDKが遠いためモニター付インターホンとし、トイレとその入り口部分に人感センサー照明を設けた、補助金対象の合併処理浄化槽は経済面・環境への配慮の面からも満足を得たと思う。工事中入院されていたおじいちゃんが退院し喜んでくださった事が完成した仕事の充実感となった。かなりの改造をしたにもかかわらず、竣工直後に起きた鳥取沖地震の被害は何ら無く床暖房(当初は不要との意見も有った)の良さを実感されているという御子息からも快適な毎日ですとお聞きしています。
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