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賀張 麻子
広島工業大学 環境学部 環境デザイン学科3年
作品名/「地に緑が生い茂り水が流れる自然と共生する住宅」
■設計コンセプト
【光・風】建物の形は長方形とそれに外接する円が基本で、長方形と円が接する所が、光や風、人の出入りする場である。 【屋上植栽・スロープ】円の周辺がスロープになっており、ゆるやかに昇り、2階各部屋、屋上植栽に到達する。また、スロープ周りの壁面 もスロープと共にゆるやかに高くなっていく。その壁面を茶系色にすることで地の色を表し、屋上植栽の緑に届く自然を感じさせるようにした。また屋上植栽により断熱・放熱すると共に、涼風を効果 的に取り込む。 【ガラスボックス】南側のガラスボックスは各階・各部屋からの視線や気配を感じるための空間であり、またガラスボックス内で得られた太陽熱を室内に取り込む。 【雨水利用】2階の屋根で雨水を貯めて熱の上昇をおさえると共に、屋根で貯められた雨水が壁をつたい池に貯まるようにする。その池の水を屋上植栽の水やりにも利用する。
■寸評
まず何よりも、屋上に貯めた雨水を家の廻りにめぐらせたスロープをつたって流すというアイデアが新鮮である。また、円と長方形を巧みに融合したデザインと動線、さらには自然エネルギーをふんだんに採り入れた植栽・採光・通 風にガラスボックスを活用したパッシブソーラー設備など、若い女性ならではの感性とアイデアが盛り込まれた、楽しい作品である。
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