設計コンセプト
2人のお子さんが成人し、子育てを終えて夫婦2人暮らし、定年まであと数年、「夫婦2人で住み続ける家をより快適にしたい」との要望をお聞きして、ご夫婦の「つながり」、家とご夫婦の「つながり」を意識して、よりご夫婦が仲良く、定年後も楽しく過せる家を目指しました。以前の細かく仕切られ、窓も小さく暗かった間取りを、玄関から廊下・洗面・浴室・リビング・キッチン・ウッドデッキまでの大きなワンルームとしてイメージしました。内装は白を基調にごくシンプルに、各建具の鴨居などもラインを合わせ、統一性とつながりをつくりました。体に優しい自然素材にこだわり、壁は白の珪藻土、床やウッドデッキはスギの無垢材に天然ワックス(蜜蝋)を使い、建具や収納扉は白で統一して壁に溶け込ませたことで、ダウンライトなどの間接照明が映え、昼はウッドデッキから反射した光が入り、夜は落ち着いた光に包まれ、昼と夜で違った空間に変わります。縁なしの琉球畳を敷いたコーナーは寝室を兼ね、引き込み戸によりフルオープンにしたり独立させたり出来るフレキシブル性の高いプランに、奥さま念願のアイランド形キッチンは、ぐるりと廻る事が出来るようにしました。