第10回2006新築住宅部門
佳作
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土井 一秀  土井一秀建築設計事務所
作品名 / COURT HOUSE
設計/土井一秀建築設計事務所 施工/有限会社アルフ 竣工日/平成19年11月8日
■建物概要
建設地/広島県広島市 敷地面積/347.37m2 建築面積/148.27m2
延床面積/145.59m2 構造・規模/木造地上1階

作品写真

作品図面

■設備面の特記
●厨房機器
・IHクッキングヒーター/MITSUBISHI CS-G37HWS
●給湯機器
・高効率ヒートポンプ給湯機/TOSHIBA HPE-FB562H
●冷暖房機器
・空冷ヒートポンプエアコン/MITSUBISHI MBZ-50RAS
■設計コンセプト
COURT HOUSE(コート・ハウス)
小さな子供や高齢者がいる2世帯住宅であることから、平屋建ての完全バリアフリーとし、家族みんなが全ての空間を自由に行き来できるようにした。部屋と庭との間に生じる段差もウッドデッキによって緩やかに解消され、芝生の中庭が家族のもう一つのリビングルームとなっている。小さな部屋に分割せずに、大きなリビング・ダイニング、カーテンで間仕切りするワンルームの子供室、芝生の中庭が互いに連続して、ひろびろのびのびした空間をつくりだし、将来の家族構成の変化などにも柔軟に対応できる。
冬に部屋の隅々まで太陽の光が受けられる事、夏にしっかり日差しが遮られる事、部屋の中だけでなく、壁内や屋根裏にも十分な通風があることなどを重視した。広島市内のような比較的温暖な地域にある住宅の場合、外部環境から切り離された内部を人工的にコントロールするのではなく、積極的に自然環境を受け入れる事を基本に快適性を考える方が合理的だと考えている。全ての部屋を高気密高断熱仕様とするのではなく、より快適性が求められる生活時間の長い場所とそうでもない場所のメリハリをつけることによって、コストバランスと開放閉鎖のバランスを取っている。
■寸評
図面上では庭を囲んだ口の字型の平面が目につきますが、内部空間ではそうした形の印象がありません。イメージがずれた状態で全体の空間がまとまっており、素材の選び方にも破綻がなく、洗練というよりむしろ老練な感じを受けました。
 
 
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