IHについて知りたいIHクッキングヒーターを安全にお使いいただくためのお願い
IHクッキングヒーターは安全機能が充実していますが、取扱説明書に記載されている使用方法や注意事項を守ることが大切です。快適なだけでなく、安全にお使いいただけるよう、ご理解とご協力をお願いします。
揚げ物をするときのポイント
- そばを離れない。
- 少ない油で調理しない。
- 鍋底が反ったり変形していないことを確認する。
- 鍋はヒーターの中央に置く。
メーカーによっては、付属や専用の天ぷら鍋を推奨している機器があります。
自動揚げ物機能は、規定量の油を使用する等の条件で、自動で電気クッキングヒーターが火力の制御を行い、天ぷら油の温度をあらかじめ設定した温度に保つ機能です。
規定より少ない油で使用した場合や、鍋が変形していたり適切な位置に置かれていない場合は、適正に油温設定を行うことができず、油温が上がりすぎて発火の原因になります。
各機器の取り扱いを守ってご使用いただければ、発火にはつながりませんので、安心してお使いください。
安全にご利用いただくため、各機器の詳しい取扱いについては、販売元およびメーカーへご確認のうえ、ご使用方法を守ってご使用ください。
炒め物・焼き物をするときのポイント
- そばを離れない。
- 予熱の火力は弱めにし、加熱しすぎない。
- 底が反ったり変形していない鍋を使う。
- 鍋はヒーターの中央に置く。
炒め物や焼き物は、少量の油を使用するため、加熱しすぎると油温が急激に上がり発火する可能性があります。
IHクッキングヒーターは通常の調理中も、安全のためにこまめな火力調節を行っていますが、鍋が変形していたり適切な位置に置かれていなかったりすると、センサーが適正に火力を感知できず、油温が上がりすぎて発火の原因になったり、鍋が赤熱することがあります。
炒め物や焼き物で予熱をする時は、そばを離れず、中以下の弱めでじっくりと行いましょう。
機器によっては、自動の炒め物(焼き物)機能がついているものもあります。
その他のポイント
- 使用中や使用後しばらくは、トッププレート、吸・排気パネル及び排気部、ロースター(グリル)の扉や庫内などに触らない。
- トッププレートには、鍋以外の物を置かない。強い衝撃を加えない。
- ヒーターやグリル(ロースター)に可燃物を近づけない。
- 取扱いに不慣れな方だけで使ったり、乳幼児に触れさせない。
- 吸・排気口にピンや針金など金属製の物や指を入れない。
IHクッキングヒーターはトッププレートに、高温注意をランプ等で表示します。
高温注意が表示されている間は、熱くなっている場所には触らないようにしましょう(お手入れも冷めてから行いましょう)。
メーカーや機種によって表示場所や表示方法は異なります。
カセットコンロやボンベ、缶詰などを誤って加熱すると危険です。また、アルミ箔や鍋のフタなども、破裂による怪我や加熱による火傷の原因になります。トッププレートの上には、物を置かないようにしましょう。
また、トッププレートにヒビが入ったり、機器の調子がおかしいと感じた際は、自分で分解したり修理しようとしたりはせず、購入された販売店やメーカー等に相談しましょう。