第21回 2017年 学生部門 佳作
第21回 入賞作品 作品一覧
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【作品名】 つながるということ

設計コンセプト

現在建てられている住宅の多くは、それぞれが独立して存在し、利用されている。それは広い意味でいえば家は家として、部分的にみれば部屋は部屋、庭は庭として使われている。私はこの考え方に問題を感じた。各要素がスムーズにつながりをもつことができれば、さまざまな関係性が生まれ愉しく住まえるのではないかと考えた。こうして考えていく中で、直接関係があることだけがつながることではないと思った。つまり、間にものを介することでも、つながることはできるのではないかと考えた。住宅を構成するモノを分解していき、壁が塀であり、塀が壁である様に構成した。そうすることで空間に広がりが生まれ、空間同士の重なりができあがっていき、地域とつながっていけるのではないかと考えた。

平面図 ダイアグラム プラン

審査委員講評

住宅の外壁とそれが建つ住宅地域での塀のあり方に注目し、住空間を再構成するというコンセプチュアルな提案です。塀と壁を同等に扱うことで、空間に拡がりや連続性が生まれ、近隣環境とつながり、多様なコミュニティが発生することが容易に想像できます。ここで生活する人々は、おそらく、かつての大家族性のような、家族を越えた生活を愉しむことができることでしょう。

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