第19回 2015年 新築部門 優秀賞
第19回 入賞作品 作品一覧
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【作品名】 土間のある家
  • 設計/原浩二建築設計事務所
  • 施工/ヒロシ 株式会社
  • 竣工日/2015年9月25日
[建物概要]
  • 建設地/島根県出雲市
  • 敷地面積/232.35m2
  • 延床面積/136.44m2
  • 構造・規模/木造2階建
[設備面の特記]
  • 厨房機器
    ・IHクッキングヒーター
    ・食器洗浄機
  • 給湯機器
    ・エコキュート
  • 冷暖房機器
    ・エアコン
設計コンセプト
住居とオフィスをコンクリート土間でつなげた計画。
オール電化にだけ頼るのではなく、モダンな佇まいの中に自然の力を取り入れた住まいになったと考えている。
1.夏場は土間の南北の扉を開けることで、周囲の水田で冷やされた出雲地方特有の北西風が土間に流れ込む。
2.土間に面した壁は断熱性と耐水性をもたせ、主開口もアルミサッシとしているので、土間空間をオープンにしたまま生活することも可能。
3.LDKやオフィス、2F寝室には土間からの間接光が柔かく差し込む。また、北側上部にはオペレーター窓と換気扇を設けることで夏場の熱気を排気できるようにしている。
4.冬期は低く差し込む太陽光によって土間に蓄熱し、夜間の放熱効果を期待。
5.雨の多い山陰の気候に対して限りなく内部に近い外部として「使える庭」ができたと考えている。(玄関、自転車置き場、物干し、植栽スペースetc)
平面図
平面図
審査委員講評
土間は生活の場と仕事場に適度な関係をつくるだけでなく、光、風、温度の室内環境にも貢献しています。
半屋外・半屋内ということではなく、土間空間を完全な室内にも完全な室外にもなりうる空間とすることで、多様性に富んだ豊かな生活が可能になっています。
室内と室外をどう関係づけるかという建築の大きなテーマに、この作品は明快に答えています。
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