第15回 2011年 新築部門 最優秀賞
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【作品名】 落合の家
■ 設計/Small house design lab.
■ 施工/シバタ工業株式会社
■ 竣工日/2011年8月1日
[建物概要]
■ 建設地/広島県広島市
■ 敷地面積/104.38m2・106.43m2
■ 建築面積/49.35m2・56.06m2
■ 延床面積/92.82m2・102.09m2
■ 構造・規模/木造二階建て
[設備面の特記]
■ 厨房機器
・IHクッキングヒーター
■ 給湯機器
・エコキュート
■ その他
・食器洗浄乾燥機
設計コンセプト
この住宅は、姉家族・妹家族が暮らすために計画したものです。1つの敷地を2組の家族のために分割するというアイディアから計画がスタートしました。打ち合わせはいつも5人で行うなど、土地購入から、設計、竣工までを1つのプロジェクトとして行いました。隣同士に住む事を最大限に活用できる暮らしを求めて、2つの住宅のボリュームを向かい合わせる事、また向かい合う外壁を屈折させていく事を考えました。まっすぐな道はただ通りぬけてしまいがちですが、道幅に変化があるものは自然とたまりができます。そのような自然の摂理を住宅に取り込む事で、風・光・視線・動線の抜けとたまりができています。また、ふたつの敷地の余白を合わせ「共有する」という事で、そこで起きる出来事が格段に増え、ひとつの家だけでは実現しないであろう生活を楽しめる住宅となりました。現在、掃きだし窓の縁に座って話をしたり、天気のいい日にはバーベキューをしたり、夜は星を眺めたり、花火をしたりと、家と家との間には二組の家族がいつも集まり、共通の友人家族やご近所の方々と時間を共に過ごされています。
平面図
平面図
審査委員講評
ふたつの住宅に挟まれた路地状の庭の計画が見事に成功しています。採光や風通し、あるいは家族相互の視線等の配慮から導かれた様々な角度をもたせた2層分の外壁面が、庭に対してはヒューマンなスケール感を与え、室内側では流れのある独持のインテリアを表出させています。実にシンプルであり巧みな設計です。二家族で生活する毎日が楽しそうに感じられます。
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