JavaScriptを有効にしてください
当サイトではJavaScriptを使用しています。一部機能が使えなかったり表示が乱れる恐れがあります。
第27回 2023年
第26回 2022年
第25回 2021年
第24回 2020年
第23回 2019年
第22回 2018年
第21回 2017年
第20回 2016年
第19回 2015年
第18回 2014年
第17回 2013年
第16回 2012年
第15回 2011年
第14回 2010年
第13回 2009年
第12回 2008年
第11回 2007年
第10回 2006年
第9回 2005年
第8回 2004年
第7回 2003年
第6回 2002年
第5回 2001年
第4回 2000年
第3回 1999年
第2回 1998年
第1回 1997年
鳥取県
島根県
岡山県
広島県
山口県
その他
第1回〜第10回
第11回
第12〜23回
第24回
第25〜26回
第27回
第27回 2023年
第26回 2022年
第25回 2021年
第24回 2020年
第23回 2019年
第22回 2018年
第21回 2017年
第20回 2016年
渡辺浩二
有限会社 山中設計
佐伯和也・中川剛
米子工業高等専門学校 建築学科
作品名 / 「弓ヶ浜の家」
●
設計/有限会社 山中設計
●
施工/オープンシステム 直営分離発注にて施工
●
平成17年10月5日
■建物概要
●
建設地/鳥取県米子市夜見町
●
敷地面積/652.3m
2
●
建築面積/187.12m
2
●
延床面積/237.23m
2
●
構造・規模/木造軸組2階建
■設備面の特記
●厨房機器
・IHクッキングヒーター/松下電器産業 CHM-KIJ
●給湯機器
・電気温水器/東芝 HPL-2YFC372RAUセミオート
●冷暖房機器
・蓄熱式電気暖房器/北海道電機 暖吉くん MHS-6000
■設計コンセプト
晴れた日には、大山が仰ぎ見える弓ヶ浜半島の中ほど、旧集落内の建替工事です。「地域・共同体のあるべき・しかるべきもてなしと、家族の暮らし、また、家族内二世帯三世代それぞれの暮らし、それらの調和を図るためにはどうすればいいのか?」今回、基本計画においてパートナーシップを結んだ米子高専熊谷研究室とともに、クライアントを交えてさまざまな検討をおこなうたびに、そこに必ず姿をあらわしてきたのがこの問いでした。皆で、時間をかけて解答をめざした試行錯誤を繰り返すなか、旧宅に倣った位置・方位の玄関から続くホール一体の客間(座敷)を核として、居室・収納・水廻りを水平/垂直方向に拡げてゆく現在のプランが、次第にかたちを成してゆきました。大人数が集まる祭りや慶弔ごとに対応するために、公/私的空間の境界線位置を開閉により客間→リビングへと移動させる仕掛けとして、引込戸を用いています。中廊下になる生活動線には、吹抜+ハイサイドライトの組み合わせから自然光を取り込みました。各所に温度差のない室内環境は、冬季において加齢者のヒートショック対策のみならず、快適さに大変重要な要素であると考えますが、暖房熱源として、高断熱化・計画換気と併せた深夜電力利用の蓄熱暖房機は、温度・効率・非燃焼など、その安定感から上記を満たすためのアイテムとして、私の設計する住宅には現在欠くことができません。
■寸評
実直でまじめな住宅だなと受け止めました。住宅のたたずまいも地域の風景に違和感なくとけ込んでおります。学生も交えた住まいのあり方に対する熱い心が伝わってきます。
Copyrights(C)「エネルギア住宅作品コンテスト事務局」 All Rights Reserved.