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土永 晋一 土永建築デザイン事務所
作品名/ K邸改装工事
設計/土永建築デザイン事務所 施工/株式会社道下組 竣工日/平成14年7月20日
■建物概要
建設地/広島県府中市府中町 敷地面積/330.06m2 建築面積/168.95m2 
延床面積/290.96m2 2世帯住宅(木造部)144.40m2老人部分+車庫(鉄骨造)146.56m2 
構造・規模/木造2階建

■設備面の特記
●厨房機器
・オーメイドNEWステラC フラックスV MD07/松下電工 
・IHクッキングヒーター/松下電工/SUE27EBI 
・足元温風器/松下電工/SU11ECI
●給湯機器
電気温水器/中機/CS−400MEC
●冷暖房機器
床暖房ダイケンあたたか/ダイケン/12−VW ヒートポンプエアコン(食堂・台所・茶の間)
■その他設備面の特記
●気密・断熱化
改床床面:スタイロフォームB2タイプ40施工、天井:グラスウール100、壁面:グラスウール50、
タイル貼浴室が寒いとの事でユニットバス採用 
改修部分のすべての外周サッシュをペアガラスサッシュとする
●その他
南西部に老人部分の鉄骨造2階建が接続した2世帯住宅である。
■設計コンセプト
築後30数年経過の木造2階建の水廻りを含めた1階部分(台所、食堂、茶の間、縁側)を、ワンルームの広がりある空間に直したいという要望で、建替か改装かの診断からスタートした。大工さんの設計によるもので、平面以外の図面はなく、除却可能な柱をチェックする為の既存梁伏の調査にかなりの時間を費した。ほぼ総2階建の2階部分に不自由を感じられてない事と、予算面から改装工事に決定。その他の施主の要望[イ.バリアフリー(2世帯住宅の為) ロ.オール電化 ハ.対面式のオープンキッチン]を満足すべく、どうしてもとれぬ3本の柱を基に、7案の改装プランを作成した。とれない3本の柱がネックとなり、各れの案も一長一短があるものとなった。決定した本案は、キッチンカウンター角の柱を積極的にデザイン上のポイントとし、開放的な茶の間という要望にも、取れない柱が問題となったが、壁を建具風に軽く扱うと同時に構造的にも重要な部分である事から、ステンレスブレースをタスキ掛に納められる建具デザインにした。(引込状態で壁と建具のガラス面がピタリと合う)全面ペアガラスとした事もあり、夏は1馬力のエアコン一台で充分であり、冬も床暖房は晴れた日には不要だと喜ばれている。
■寸評
既存住宅の構造的制約の中で、最良の改修のための努力がされている事がよく分かります。全く余裕のないスペースの中での、リフォームのための誠意ある仕事ぶりを評価したいと思います。
 
 
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