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迫谷 敏博
株式会社太昭組一級建築士事務所
作品名/ 嘉屋さん家のリフォーム
●
設計/株式会社太昭組一級建築士事務所
●
施工/有限会社建通
●
竣工日/平成14年8月10日
■建物概要
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建設地/広島県大竹市御園台9-5
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敷地面積/150m
2
●
建築面積/65m
2
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延床面積/111.8m
2
●
構造・規模/木造(2×4)2階建
■設備面の特記
●厨房機器
・BAYシリーズ クーメタルタイプ/TOYOキッチン
・IHクッキングヒーター/ナショナル/KZ−321FE
●給湯機器
・電気温水器/ナショナル/DH−37G2AB
●冷暖房機器
・エアコン/東芝/RAS636UDR
■その他設備面の特記
●気密・断熱化
・1階サッシュ→全てペアガラス(居室は木+アルミの復合断熱ペアガラスサッシュ)
・サッシュまわり気密テープ施工 壁、天井 GWt=100、10K 施工
■設計コンセプト
施主の御家庭はお子様2人の4人家族。奥様は日頃キッチン、ダイニング中心に過ごし、自宅でピアノ教室もされている。ゆえにキッチンは広く明るく、そして大勢の人が集える「場」が求められた。築15年、2×4のこの住宅は耐力壁によって細かく仕切られ、閉鎖的な印象のものであった。可能な限り壁面を撤去し、大断面の梁によって空間をひとつにする作業から始まった。納戸化していた南の和室へオープンキッチンを配置し、水廻りと玄関への導線を考慮。ピアノ教室のエリアとキッチンが居間を介してL型に配置され、中央の居間を双方から利用出来るプランとした。プライベートにもパブリックにも変貌自在な空間をねらい、可動間仕切も将来設置出来る計画である。またオール電化によって、クリーンで安全で、1日を有意義に過ごす事が出来ると喜んで頂いている。
■寸評
既存の中古住宅にライフスタイルを持ち込んだ改修です。標準的な既存住宅をライフスタイルにあわせて明快に改修する手法は、これから大切な常識になると思います。
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