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北村 彰朗
北村彰朗建築設計
作品名/坂村 邸 新築工事
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設計/北村彰朗建築設計
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施工/野村建設株式会社
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竣工日/平成9年9月25日
■設計コンセプト
排気ガスに汚染され、立ち並ぶビルに日照をさえぎられ、悪化をたどる都市環境、はたまた快適性を求め消費され続けるエネルギー。この悪循環の中、永住型の都市住宅をどのように考えればよいのか。常にこのジレンマに苦悩させられている。 この住宅は、北側に10Mの道路を配し三方が隣地で囲まれた台形の35坪程の変形敷地に、夫婦、子供二人と老人一人同居と駐車場2台分のスペースを確保するということが主な条件であり、採光とプライバシーを両立させ十分な通 風を確保するためわずかに残された空地を最大限に利用できるように工夫した。三角形の小さな空地に土と緑を配し、これに面 して設けた居間と寝室の開口部は、床面より天井面までガラスルーバーにして蓄熱効果 を期待している。また、夏期の日照調整は、遮光タイプの堅型ブラインドにてコントロールされる。一階の予備室には日照はまったく期待出来ないため、ローコストでの試みとして3階螺旋階段上部のトップライトのシリンダー内の滞留熱をパイプファンにて床スリットより吹き出し補助暖房として利用している。厳しい都市環境の中から出来うる限りの自然の恵みを取り入れる事によってエネルギー消費を抑え、熱源を電気エネルギーにすることで、室内に余分なCO2の発生を抑え、安全かつ快適な住空間をめざした。
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